中国と日本、人間関係の文化差異
『忍耐すること』
騙された場合の中国と日本の両国の反応の違いをポイントとして考えて見たいと思う。
例えば、結婚詐欺の被害者は中国では男性が多く相手に法律的な責任を追及するが、日本の被害者はだいたい年上の女性が多く、自分の名誉を守る心理で法律的な責任をめったに追及しない。また男女関係において経済的な損失が余程大きい場合以外は、肉体や心霊だけが汚された場合では、相手の責任もそんなに追求しないことが多いようだ。
同じような女性の被害者は中国にもいるが、加害者が日本の結婚詐欺師のように蒸発することが少ないので、相手の勤め先とかを通し世間の「道徳裁判所」を利用して、道徳的な責任を取ってもらうことが多い。とんかく中国の女性は恨みを晴らすことが多い。
日本人の女性は何か特別な目的を持つ人意外は、一般的に自分のプライバシーを世間や会社に曝したくないので相手の道徳責任も法律責任もあまり追及せず、自分の怒りをこらえて腹の虫を抑える方法をとるのが普通である。
『敬遠すること』
中国と日本は民族文化及び商売上の慣習に違いがあるため、個人の取引でも通常の通商貿易でも双方ともに「騙された」、「損した」という感じをしがちである。
騙された場合の中国人の対応は相手の責任を追及しながらチャンスを見つけ「損失」を挽回しようとする。今回騙されたら次回の取引で取り戻そうと考える。
日本人の態度は恨みを心の中にしまい込み相手の責任を追及しようとしない。出来るだけ相手と係わらないようする。買物で騙されたら二度とその店に行かないようにするのである。その「損」をこれからの教訓として二度と付き合わないのが賢明だと思っている。
もちろん、中国人も騙されたときの損失を挽回出来れば、信用できない相手とは二度と付き合わないようにすることも良くある。

