中国から見た中国と日本の違い

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中国と日本、人間関係の文化差異

 この他にも日本人の「良い終わり方」には色々ある。日本人の女性が結婚するとき、親元を離れるか同居するかに係わらず、挙式前に親に対して別れの挨拶を行い、独身生活に終わりを告げる。また日本人の「おやすみなさい」などの挨拶も一種の終わりと言える。日本の証券取引所では年末に手締めをして一年の業務の終了とする。

 「良い終わり方」の上でも、中国と日本には多くの違いがあると思われる。

 年末年始以外でも、はじめや終わりの表現が多い。日本人は、引越し、海外赴任、帰国、仕事上の移動、結婚などのときは大概、親戚や友人などに知らせる。例外は離婚するときである。この点は中国人と同じで中国人も離婚する場合、自分からそのことを連絡しない。

 中国人はあまり「終わり」を重視しないと指摘されている。引越しや帰国したとき、まわりに連絡しないということを良く耳にする。日本人の目には、このような中国人の態度は、「終わり」を大切にしないように映る。日本人は「始め」と「終わり」のけじめが好きなのである。

 例えば、卒業式だが、中国人・日本人ともに卒業式を行うが、日本人のほうが、この式典を重視しているようである。過去において、学校を卒業して何十年後かに、卒業式を行う光景を日本では度々目にした。これは前の戦争の影響で卒業式を挙げられなかった人達が、「終わり」を補足していたのである。中国大陸でも文革が原因で卒業式を挙げられなかった人々がいるが、後で卒業式を挙げる光景は見たことがない。

 葉書を送ることになれば、年賀状、喪中通知、引越しのお知らせ、海外赴任、結婚の通知など、日本人の手紙の量は膨大なものになる。付き合いのある人すべてに手紙を送るかと思うくらいである。年賀状に限っても毎年、百枚位出すのが普通のようだ。中国人の「始め」と「終わり」の範囲は、日本人のそれと異なるため、時として「終わり(けじめ)」がないと思われてしまう。


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この記事へのコメント
1.  shinoper    2007年02月20日 10:37
私も、同じような趣旨で、最近ブログを始めました。今後情報交換をお願いできればと想います。
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