中国から見た中国と日本の違い

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中国と日本、婉曲表現

 婦人に定期的に発生する生理現象、「月経」は中国と日本を含む世界各国で恥ずかしい言葉になっている。

 月経時の女性はそれを直接的に他の人、特に男性には中々言えないし、どうしても言わなければならない場合には、万能な婉曲語を使わなければならない。

 中国では女性達はこのように言う。
「今日は不運である。」
「今日はだめだわ。」
「休暇が来た」
 
 ある中国の婦人は気づかれたくない為に曖昧な表現でこのようにさえ言う。
「お腹が痛い」

 このような言い方の表現の意味と実際の意味の違いは大きく、前に述べた言葉(お腹が痛い等)を聞いた時、男性は根堀り葉堀り尋ねては絶対にいけないのである。「どうしたの?」、「何が不運なの?」、「僕で出来ることが何かありますか?」などと。

 そんなあなたの関心と頭の回転の鈍さが彼女を困らせるし、その機嫌を損ねるかもしれない。

 日本語の中の月経に関係した婉曲語にも興味深いものである。

 中国では「あれになった(我那個了)。」、これは彼女たちが常に使う言い方である。「あれ」は指示代名詞で、「那個」という意味で、「月経」を指す。「私はあれになった。」、「私は休暇が来た。」は同じ意味だ。なんて巧妙な言い方であろう。

 「女の子の日が来た(女孩子的日子来了)。」この言葉には二つの意味がある。一つは「女の子の節句が来た」で、日本では毎年三月三日は女の子の節句で、日本語では「雛祭り(ひなまつり)」あるいは「桃の節句」、「女の子の節句」とも言う。

 もう一つの意味は「月経が来た」のことで、彼女たちは恥ずかしいので婉曲的に「女の子の日」と言っているわけである。

 「お月様が来た(月亮公主来了)。」は、中国のテレビ番組の中で月の帽子をかぶった女優が言った言葉で、それ以来このような言い方が女の子や若い婦人の間で流行し始めたようである。一種の流行語的な言い方である。

 中国で最もよく言う言葉は「来例暇了」である。
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