中国から見た中国と日本の違い

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中国と日本、経済における文化意識差異

 地球温暖化の影響なのか、ここ数年来中国と日本の夏は厳しい暑さとなっており、春の期間が短く、冬からいきなり夏になってしまったという印象が強い。

 中国も日本の夏は、所によって40℃を超えることもある。こんな暑い夏、日本で最も売れているのは、ビールとクーラーだという。冷やしたビールを1杯飲めば一日の疲れが癒され爽やかな気持ちになれる。

 冷房の利いた部屋で仕事をすると仕事の効率もあがり、自宅の涼しい部屋で過ごすのは気持ちが良いので、多くの日本人がクーラーを自宅で使っている。

 そして、ビールとクーラーが良く売れることは日本人の消費者意識を反映している。

 ビールがよく売れるのは、ビール好きな人が例年より多くビールを飲み、それまで余りビールを飲まなかった人達も飲むようになったと思われる。

 クーラーがよく売れるのは今までクーラーを買わないで我慢していた人達が、余りの暑さで我慢出来なくなったからだと言われている。

 日本ではクーラーを個人で買うのは贅沢だと、長い間思われていた。でも最近はクーラーの無い家の方がめずらしくなっている。以前に比べるとクーラーの値段が大変安くなったからだ。その為お金の使い方に細かい、日本人女性もクーラーを購入するようになってきた。


 上記の事を含め、家庭生活上のお金の使い方は、中国と日本ではかなり違う。

 中国大陸の人々は我が家に各種の家電を入れたかどうか、どのくらい入れたかによって、家庭の近代化を判断する。

中国人の部屋は小さいが、色々な家電製品(テレビ。冷蔵庫、全自動洗濯機、電子レンジ)でいっぱいになっている。中国人はお金が入ると、時代遅れにならないようにと見栄を張り、我勝ちに高級家電を買ってしまう。

 他の人が持っている物以上に、持つことが出来れば家庭の近代化が実現出来たと思っているのである。

 ところが、日本人にとっては家電品は特別高価なものではない。日本人は一日でも早く自分の家(マイホーム)を持つことが夢である(一国一城の主)。でも理想的なマイホームを持つには、日本では通常二十年、三十年若しくは一生かかるのである。

 マイホームを持つまでは、金の使い方を疎かに出来ないのである。

 以前の中国では、住宅制度が日本と違っていたため、都市在住者の人々は家を買ったり建てたりすることが無かったが、現在では、高級マンションや別荘、又は車などを買ったりすることで、ステイタスを得ている。

 でも、現代中国では地域による生活水準の差が激しくなっており、農村部の農民達も家を新築しても、屋内には都市部ほどの家電製品は無く、ガランとしているようである。中国の農村部では一般的にステイタスとは無縁な状態で生活しているようだ。
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