中国から見た中国と日本の違い

トップページ中国と日本、飲食文化差異中国と日本、産地(初物)を重んじる「踊り食い」

中国と日本、飲食文化差異

 食品に対して、日本人はその産地を重んじる傾向が強いようである。日本人の主食である米に関しても、その銘柄、新米であるか古米であるかの他に、米の産地を明記している。

 中国では、米の販売時にこれらの明記は余り一般的では無いようである。

 数年前、日本で一時的に米不足となり、中国・タイ・アメリカ等の国々から輸入した。それらの米は日本産よりも安かったにもかかわらず、あまり売れなかった。
残った米は経済援助の一環として、北朝鮮に譲渡したしたことがあった。

 このことから、日本人は価格で米を買うのではなく、産地とその銘柄を重んじていることが分かる。

 日本人が外国産の米をあまり買わなかったのは、ボイコットする気持ちからではなく産地と銘柄を重んじる気持ちの現れと、新米(初物)を選んだ結果だと思われる。

 初物が好きな日本人にも、例外がある。

 日本人は、果物、野菜等の植物、海や川から獲れる魚介類は旬の初物を好んで食べるが、肉類に関しては違うようである。

 中国人が客をもてなす方法として、客の目の前で豚や鶏をつぶすことが良くあるが、日本人の目の前で豚や鶏をつぶし食卓に出すと、いくら初物が好きな日本人でも食欲が無くなるだろう。

 初物好きな日本人の最たる食べ方は「踊り食い」であろう。魚介類を生きたまま食べる方法である。イカ・タコは生きたまま刺身にし動いているのを食べる。白魚は生きているのをそのまま食べ、口の中で動く食感を愉しむ。車エビも生きたまま殻を剥いて食べるのが最高の贅沢だと言われている。

 生ものを食べる習慣のない中国人なら、見ただけで吐き気をもよおすことだろう。

 日本で最も利用の多いインターネット検索 Yahoo Japan で「踊り食い」を検索してみれば15万件以上ヒットすることからも、日本人が「踊り食い」を珍重していることが分かる。
  
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