中国から見た中国と日本の違い

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中国と日本、性意識の差異

 日本は昔から自然崇拝の意識が強く、中国大陸文化を吸収するときでも、日本独自の文化意識という濾紙を通して受け入れ、儒教と仏教の性に対する制限を取り除いたり、弱くしたりした。

 元来、日本民族は性に対しての社会倫理的な束縛が少なく、性を人間の自然属性と理解している意識が中国人よりも強いと思われる。

 キリスト教が行きわたっている西洋では、常に「性」を「悪」と連結して考えるが、中国では「恥」と考える。しかし、日本では昔から自然崇拝意識から「性」を人間の本能・自然の一つとして考えられてきた。したがって日本人は性に関すること中国人ほど人目を避けることなく、時には公然とする場合もある。

 オランダの医師シーボルトが日本に6年間滞在し、1823年その著書『江戸参符紀行』で、彼が江戸幕府の将軍に面会したときの見聞を記した。江戸近郊で全裸の男客が妓楼を自由に出入りしているのを見て、彼は唖然とした。
「日本では妓楼に入ることはレストランに入ることと同等で、日常生活の延長であり、昼間でも堂々出入りしている」と書かれている。

 前近代日本の町人文化の一部となっていた「浮世絵」は性描写の風俗画が多い。町人が良く行っていた遊女館や芸者が流行っていたようだ。現代日本の風俗業などがその当事の風俗とつながっていると思われる。

 日本社会では戦前まで「夜這い」の風習が地方では残っており、現代でもラブホテルの隆盛、「援助交際」など、日本人の「性解放」の維意識を示していると言えるだろう。

 最近は少なくなっているようだが、銭湯の番台などは中国人には理解し難い位置にあるが、「性」に対する日本人の社会的容認度を示しているのだろう。


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