中国から見た中国と日本の違い

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中国と日本、人間関係の文化差異

 日本語には「半人前」、「一人前」という表現がある。日本人新入社員は、自分がまだ半人前で仕事のことが良く分からないので、なにもかも先輩に頼ってしまうことが多い。

 中国人は「半人前」だと言われたくないのである。中国語で「半人前」といえば軽蔑の意味が入っているからである。

 面子を重んじる中国人は「半人前」とは言われたくないと思っている。でも、中国でも新入社員は「半人前」で仕事のことは良く分かっていないので、ちょっとのことで先輩に叱られたりする。

 日本人ならすぐ頭を下げて謝るが、中国人はそうはいかないのである。まず自分が半人前だとは認めるどころか、場合によっては「なんだって?」と喧嘩腰で言ってしまうこともある。

 どうして中国人と日本人で「半人前」に対する反応がこんなに違うのか?

 中国人は「個人の奮発によって出世すると考えており、日本人は「集団主義で調和、協力」して地位を固めようと考えていることと関係があると思う。

 個人の奮発を重んじる中国人は、自分を「半人前」だと認めてしまうと「出世」にさしつかえ、その後の人生にも影響があると思っているのだろう。

 中国人がお互いに助け合うときは、先に仕事が終わった人が、まだ終わっていない人を手伝うことである。仲の良い仲間ならより一層助け合う。この場合その場での損得勘定は気にしない。AがBに助けられたら、AはBの恩を心にとめておいて、いつかBが困ったときにBを助けようと思っている。

 中国では、「人情を返すこと」は、すぐにではないほうがよいのである。

 中国では、かりに止むを得ない客観的事情で仕事の量が突然多くなり、時間までに終わらない場合は、その責任は「客観原因」だと考える。自分の責任ではないので、手伝ってもらっても感謝する必要がないと思っている人が、少なからずいる。

 逆に他の人に自分と同じようなことがあったら、自分も手伝う。そんな時に会社や上司の前で自分の評価に良いことを言って、その人は自分に感謝すべきだと思っている。
 
 中国人は身勝手といえば、身勝手であると思れる。

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