中国から見た中国と日本の違い

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中国と日本、男女意識上の文化差異

 中国語の会話で「中国の都市には“気管支炎”の人が多い」と言うと、中国では環境公害が激しいので、大気汚染によって“気管支炎”の患者が多いのは別に驚くことではないと思われるかもしれない。実は、この“気管支炎”という言葉は中国語では「気管炎」(qi guan yan)と言うのだが、ほとんど同じ発音の言葉に「妻管厳」(qi guan yan)があり、その意味は“かかあ天下”或いは“恐妻家”である。

そのため、中国の宴会などで、「自分は重症の“気管支炎”だ」と誰かが言えば、「私の方がもっと激しい“気管支炎”だ」と言うといった掛け合い漫才のような会話が飛び交い、大いに盛り上げることがよくある。

 要するに、“恐妻家”の自慢比べがひとしきり座を賑わせ、お互いに「妻の尻の下に敷かれている」辛い身の上を嘆き合うのである。

 1949年10月1日に中国共産党による「中華人民共和国」が成立するまでの中国では、女性には「三従四徳」が求められていた。

 「三従」とは“家にあっては父に従い、嫁しては夫に従い、夫の死後は子に従う”を指し、「四徳」とは婦人が修養・実行すべき“婦徳(貞淑で従順)、婦言 (言葉遣い)、婦容(身だしなみ)、婦功(家事)”を指すとある。こうした女性に対する封建的な考え方を打破したのが、中国共産党による抑圧された人民の解放を目指した革命であった。

 しかし、中国において、女性に対する考え方がそう簡単に変わるはずはなく、女性の権利を守る法律が制定されるまでには、「中華人民共和国」成立から44年の歳月を必要とした。

 中国では1992年10月1日から「婦女権益保障法」が施行され、婦人の権利が法的に保障されることとなったが、その後婦女の権益保障を強化する修正が検討され、2005年12月1日から「婦女権益保障法」(2005修正)が施行された。

 2006年5月2日、江蘇省第10期人民代表大会常務委員会第23回会議は、上述の中央政府が修正した「婦女権益保障法」に沿った江蘇省としての実施細則の改正を行うと決定し、修正案を2006年中に策定することを決議した。

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