中国から見た中国と日本の違い

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中国と日本、人間関係の文化差異

 世界中で日本人は最も礼儀正しい民族であると思われる。そのことを言えば中国人は「もともとは中国のものだ」と怒るかもしれないが、「青は藍より出でて藍より青し」という言葉もあるように、日本人の礼儀正しさは嘘偽りのないものだと思う。

 しかし、ここで日本人を称えるのではなくて、日本社会にはもう一面別の顔もあることを言いたいのである。

 中国上海で新聞記者をしていた友人が、喜んで日本にやって来た。彼の日本語のレベルの低さと、今後の日本での生活を心配すると、彼はちゃんと考えがあるように「大丈夫だ」と言いながら、名刺をたくさん持ち出してきた。「この方はあれこれ援助してくれる言ったし、この人も何でも助けてくれると承諾してくれた」と言った。さらに自信満々に「この社長は、僕を週に2回彼の会社に呼んで食事を一緒にするとか、中国語を教えれば、月に8万円支払うことを承諾してくれている」と言った。

 私は彼の幸運を祈るしかないと思っていた。

 しかし、二ヵ月後に彼に会った瞬間に、彼は「まいったよ!さすがに君は先生だ、僕はまだまだ学生だ」と言い出した。実は彼が中国でもらった名刺どおり連絡してみると、相手に会ってもらえなかったり、電話での話しだけで励まされるだけだったりした。自分の会社で食事をすることと、中国語を教える約束をした社長は、確かに彼を食堂に招待してくれたが、中国で彼に言ったことには、何一つとして触れなかったということであった。

 このことは、日本人の外交辞令・社交辞令といってもよい。中国で話をするときにその場の御機嫌取り的に話したことを、中国人である彼は真に受けてしまったのである。

 中国人と日本人の間で、良くあることである。


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