中国から見た中国と日本の違い

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中国と日本、靖国神社をめぐる意識の違い

 北京五輪・上海万博等、中国では今、国力の増大に伴い、中央集権体制がより強固になっており、日本人にとっては「危ない国」だと「脅威」を感じるのも無理はないと思う。また、中国政府は中日国交回復のとき、戦争賠償要求を放棄したので、中国国民の不満がたまっている。

 さらには、中国中央政府主導での国内改革の結果、貧富の差が大きくなり、権力による財産の蓄積問題が深刻化する中で、中国では国内矛盾が激化している。そんな状況で、国内矛盾を転嫁する良い方法として日本に対して憤りを移すことだと見ている人もいる。

 また中国で、戦後数十年来、抗日戦争の教育を続けてきた結果、両国人民の相互理解は妨げられた。国交回復後、訪中する日本人の数は圧倒的に増えたが、中国語の分かる人は少ない。来日する中国人のほとんどはある程度日本語が分かる人であるが、中国の人口比率から見ればわずかな数でしかなく、直接に意思を伝えるには障害があるのである。意思が伝わらない限り、心の触れ合いは難しい。

 心の触れ合いがない限り、中国人と日本人の相互理解は困難なものとなるだろう。

 中国と日本の両国は国民性から言えば、「言わぬが花」と思っている民族で、民族性格は内向的である。一旦面会すれば、どちらも相手の面子をつぶしたくないので、ストレートに話が出来ないことが多いようである。そして、相互交流に支障をきたしてしまうわけであう。得に両国の歴史や摩擦などに出来るだけ触れないように付き合うことになる。

お互いの気持ち・心に隔たりがあるからこそ、相互間の猜疑心も強くなり、不信感が生じるわけである。でも、ややもすれば、自分個人に対する侮辱を、民族の分化意識によると誇張し、自分の政治理想実現に利用しようとする、日本人政治家も居れば、中国民族意識を利用して、中国国内矛盾を転嫁し、中国の国内安定を図ろうとする中国人政治家も居る。  
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