中国から見た中国と日本の違い

トップページ衣・食・住からみた日本人の「和洋折衷」王鉄橋教授中国と日本、日本人の外来文化への接し方。

衣・食・住からみた日本人の「和洋折衷」王鉄橋教授

 現在の日本を見ると、日本人の生活は実に多種多様なものとなって、いわゆる複合的な文化体系となっている。大きく分けて言うと、日本の土着文化、中国文化および西洋文化の三つがある。

 それらをお互いに調和させながら、それぞれの価値が利用されているのである。つまり「和洋折衷」の生活様式であると言えよう。背広や洋服の普段着は、日本の現代社会の仕事及び娯楽の時に着るもので、家に帰るとやはり着物に着替えてくつろぎたい心理も残っている(日本の若者たちは家でも着物をほとんど着ない)。

 要するに背広や洋服の普段着などは、実用上の便利さが目的であろう。それと同じく日本で食事するときは洋食や中華料理および日本料理など、何でも食べられるが、パンやラーメン(日本ラーメンは中華料理ではなく、日本独自の料理である)が便利で多くの日本人が好んで食べている。栄養面から見れば、洋食の肉類、中華料理の雑食が日本の野菜類と組み合わされ、日本人の食事の質を高めている。

 また、洋室が日本人の住文化に入っているが、やはり「和洋折衷」の形で定着しているのである。たとえば、日本人の家を訪ねたら洋室があっても、土足のままではだめであり、玄関や土間で靴を脱ぎ上がるのが当たり前だ。家具も応接セット、テーブル、じゅうたん、カーテンなどが用いられていると同時に座卓、こたつ、和ダンスなども用いられている。

 以上のように、日本人の生活の近代化の歴史から見ると、日本文化は外来文化に初めて触れる時は常に抵抗感があったあったが、一定の過程を経ると、外来文化を対を何とか受け入れられるようになっている。実はいろいろな制限を克服して合理的(実用化)の目標に辿りついて来たように思われる。

 日本人は伝統的な文化に執着心を持っていると共に、次第に外来文化を自分の価値観で理解し、容認して部分的に或いは日本のものと折衷せて使いこなす。そのことは、日本人の国民性や思考方法によるものであろうか。検証を確かにするためには、日本人の国民性に関する論説や資料を調べてみる必要がある。
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