中国から見た中国と日本の違い

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衣・食・住からみた日本人の「和洋折衷」王鉄橋教授

 日本人の国民性について有名なのは、芳賀矢一『国民性十論』と長谷川如是閑の『日本的性格』および昭和の城戸幡太郎、中村元らの論説がある。

 『国民性十論』では日本人の国民性について

 1. 忠君愛国
 2. 祖先を尊び家名を重んずる
 3. 現世的・実際的
 4. 草木を愛し自然を喜ぶ
 5. 楽天酒落
 6. 淡白瀟洒
 7. 繊麗精巧
 8. 清浄潔白
 9. 礼儀作法
10. 温和寛恕

 と、あげられている。
 日本人の衣食住に潜在的な働きをしているのは2,3,4,6,8,9などではないかと思う。

 特に、3,4が本稿のテーマと関係深いと思う。3,4について長谷川如是閑は『日本的性格』で「自然と現実とを尊重することは、日本文化の一つの特徴である」、「外国の文化や趣味を憚るところなく取り入れた、上代、日本人も自分自身の生活様式においては、頑として自分自身のものを保ち、また作らなければ承知しなかった。」と論述している。その例として、「西洋の中世の寺院建築の趣味に近い、煩鎖式の大建築を盛んに興しながら、自分たちの生活の本拠とする住居の建築は・・・・決して公の建築のような、外国式のそれを用いないで、純日本式で上代から今日に及んでいる。」ことをあげている。

 また、国民性による日本人の思考方法について、中村は『東洋人の思惟方法』で日本人の思考方法は現実容認の思惟方法だと述べてある。それで、その思惟方法から折衷主義的思考と個別主義的思考という二つの独特な思考態度を生み出し、かつ育て上げる事となったのであると思われる。

 そういった国民性(民族性)や思考方法によって、日本人は自身の住む環境に適した生活様式を保ちながら、優位にある外来文化に対する容認から、それとの調和・折衷を通して独特な生活文化を形成していったのである。
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1. エルメス  [  ]   2007年11月09日 03:42
!!!エルメス。_| |○
この記事へのコメント
1. イツキ    2007年11月15日 03:58
はじめまして。
中国の事を調べているうちにこのサイトにたどり着き、情報の多さと熱意に感動しました。
私は今、中国の色彩文化について調べてみたいと思っているのですが、いい文献が見つからず行き詰っています。何かいい本があったら紹介していただけないでしょうか?
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