中国から見た中国と日本の違い

トップページ> >中国の文化背景:儒教文化と騎馬民族文化の混在

 中国は紀元907年の唐の末落までは農耕社会であったが、宋の時代以後、北方の遊牧民族の侵入によって、1,000年近くの間、金、元、清のいずれの時代も万里の長城の外からのモンゴル族や満州族などの騎馬民族によって統治され、従来の儒教文化の上、騎馬民族の文化が接木された。

 これらの民族は見事に漢族の文化を吸収し、利用した。このように、中国の文化は概して騎馬民族の文化と考えても良いであろう。そして、騎馬民族文化の特徴は、獲物を求めて移送あお繰り返し、競争心が強く、長期的な考えより短期的な目の前の利益を最優先させる。

 従って、中国人は団体行動が苦手で、自己実現欲の高い個人主義の傾向が強い。言葉もストレートで、好き嫌いをはっきり表現する。長い歴史の中、民族間の争いが耐えなかったため、中国人は簡単に他人を信用しない。これに対し、日本はまさに農耕民族の典型とも言える。集団での活動や組織プレーが得意。たま、できるだけ人に迷惑を掛けないことを美徳とし、言葉でさえも抽象的で余裕を残す表現が多い。

 疑ってかかるという中国人と対照的に、日本人には相手を100%信用してかかるという傾向が強い。相手の信用を裏切ると「村八部」というその組織や業界から排除されるという恐れがあるからだ。ビジネスにおいても、日本人は、そのことが嘘だと証明されるまでは信じ続け、中国人は本当だと立証されるまで信じない傾向が強い。

 しかし、中国人の一人ひとりは極めて真面目でおとなしい。「衆であるときは狼の群れのようだが、個人になれば羊のようにおとなしくなる」と例えられるくらい、中国人の根幹にあるのが、やはり儒教の文化であるからだろう。

トラックバックURL
この記事にコメントする
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
再検索はこちらから
Google
お気に入り
ランキング