中国から見た中国と日本の違い


中国と日本、飲食文化差異

 労働と休憩を適宜にすることができない日本人が多い。仕事のときになると、無我夢中で一生懸命に仕事をする。遊ぶときとなると、思う存分遊び、とどまりどころを知らなくなる。だから、その人を見るとき、酒を飲んだときの言行を、日ごろの行いや態度と中々結び付けられないようである。

 日本の女性も男性が酒を通して上司への鬱憤や仕事上の愚痴などをもらすということを知っているので、心に願わないことに遭っても気にしないようにしているのである。

 しかし、中国の女性からみれば、気にくわないことが少なからずある。酒を飲んだあとの醜態を見て、日本人はあまりにも卑しいものだと思っているかも知れない。忘年会や新年会の時、どこの部門にも必ず酔い潰れて前後不覚になる男子社員がいるからである。

 そんなとき、中国の女性はどのような対応をするのかといえば、まずは出来るだけ「二次会」に出席しないこと、次は早く帰ることである。しかし、日本社会に根を下ろそうとするなら、辛抱というもの覚えたほうが良い。温泉で「忘年会」か「新年会」を行うときは、さらに我慢する必要があることがある。それはみんなと一緒に温泉に入ることである。中国人はなんとなく恥ずかしいと思っているらしい。中国には「膝を交えて親しく語る」という言葉があるが、日本人は「膝を交える」ということではなく、「肌を触れる」ことである。

 つまり、お互いに皮膚を接触しあうことである。言い換えれば、一緒の風呂に入りながら、話すことはお互いに、いささかも自分を覆い隠すことなく、誠意を披露することである。だから、日本人は一緒に風呂に入るときとなると、上司と部下の関係もあまり気にしないで、思ったことは何でも言うことになる。

 もし中国人がこの難関を乗り越えれば大したものである。
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